子供が自転車に乗る時、親の自転車にのせる時、ヘルメットはかぶらせていますか?
この記事では、ヘルメットの義務化についてや、ヘルメットの重要性、かぶってくれない時の対処法について紹介します。
子供の自転車用ヘルメットの義務化について
道路交通法では、保護者は、13歳未満の子供に対して、ヘルメットを着用させる義務があります。
これは、子供が自分で自転車をこぐ時も、自転車のチャイルドシートに乗せる時も適用されます。
※令和5年4月1日から自転車に乗る全ての人がヘルメットの着用を求められるようになりました
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子供の自転車ヘルメット義務化 違反した時の罰則は?
道路交通法の努力義務に当たるので、かぶらせなかったからと言って、罰則があるわけではありません。
ただ、なぜ義務化になっているのかというと、子供の安全を考えた時に非常に重要だからですね。
自転車死亡事故の原因は7割が頭部へのダメージ
自転車の死亡事故の約7割が、頭部に致命傷を負っています!
体がむき出しの状態である自転車では、事故にあった時に、強いダメージがダイレクトにかかるのが分かります。
ヘルメットを被ることで、死亡するリスクを減らすことができます。
子供には、必ずヘルメットをかぶらせてあげましょう。
交通事故だけじゃない、ヘルメットの重要性を感じた瞬間
わが家は、買い物や公園に行く時、幼稚園の送迎など、自転車移動がメインです。
毎日自転車に乗っているので、何度もヒヤッとした出来事がありました。
それは「交通事故にあいそうになった」という事ではありません。
日常の色々な場面に危険があるという事を伝えたいです。
・雨で濡れたマンホールで滑る
・風の強い日にあおられる
・子供をのせたまま停車させている時に、子供が動いてバランスを崩す
・荷物をたくさん乗せていてバランスが崩れる
・不安定な場所での乗り降りの際に倒れる
私は、子供が乗ったままの自転車を倒してしまったことが何度かあります。
子供が乗った自転車が倒れそうになると、支えようとしても、なかなか支えられるものではありません。
特に電動自転車は、30キロ弱あるので、子供を前後に乗せると、50キロ以上になることもありますよね。

ヘルメットをしている時と、していない時では、これだけ頭部へのダメージが変わってきます。
引用元:PICOT
どんなに気を付けていても、子供を乗せたまま自転車を倒してしまう事はあるかもしれません。
ヘルメットを正しくつければ、死亡リスクは4分の1にまで減らすことが出来ます。
罰則がないからと言って、ヘルメットをかぶらせないまま、自転車に乗せる事は避けてほしいなと思います。
子供がヘルメットを嫌がった時の対処法
ヘルメットの重要性は分っていても、
『子供が嫌がってかぶってくれない』
という理由で、かぶらせない方も多いようです。

そんな時の対処法をまとめました。
・軽いヘルメットを選ぶ
・子供の好きなキャラクターのヘルメットにする
・好きなシールを貼らせてあげる
・バックルを自分で留めさせてあげる
・最終手段でお菓子を握らせる
ヘルメットには、軽い素材で出来たものがあるので、小さい子供には軽いヘルメットを選ぶといいと思います。
重いと違和感があって嫌がることが多いです。
好きなキャラクターがあれば、そのヘルメットを買ってあげるのもいいですね!
ヘルメットの選び方のポイントについてはこちらの記事をどうぞ
バックルを自分で留めさせてあげるだけでも、スムーズに進むことがあります。
顎のお肉を挟まないように気を付けてあげてください。

ただ、自転車をこいでいる時に、飴などを食べさせるのは、窒息などの危険性もあるので出発前にあげましょう。
すぐに食べ終わる、ラムネなんかがおすすめです。
自転車に乗るたび、お菓子をせがまれる可能性もありますが、ヘルメットをかぶらない危険性と比べたら、ラムネ1つくらいいいかなと思います。

ヘルメットをかぶらないと、絶対に出発しなかったので、
『自転車に乗る時はヘルメットをかぶる』という事を習慣化させたことも大切だったと思います。
子供のヘルメットが義務化されているのは、13歳未満
自転車に乗せる時は必ずヘルメットをつけてあげましょう!