乾燥する季節がやってきましたね。
この季節、わが家の部屋の湿度は、23%~30%とかなりの乾燥注意報!!
部屋が乾燥していると、肌が乾燥してきたり、風邪をひきやすい、といいことなし。
咳やくしゃみ等の飛沫は、
部屋が乾燥していることによって、より拡散されてしまうそうです。
今年も新型コロナやインフルエンザの予防の一つとして加湿器を取り入れてはいかがでしょうか?
加湿器は4タイプある 特徴を知って合うものを選ぼう
加湿器は4つのタイプがあり、それぞれ加湿の原理が違います。
加湿器を選ぶ時には、まずはどのタイプが自分に合っているか決めるのがおすすめです。
超音波式
超音波で水を微細な粒子にして噴出する
◎電気代が安い
×こまめな手入れが必要
気化式
水に空気を送って蒸発させる
◎蒸気が熱くない
×フィルター交換が必要、加湿能力はやや劣る
スチーム式
ヒーターでお湯を沸かして暖かい蒸気で加湿する
◎加湿能力が高い、手入れが楽、衛生的
×電気代が高い
ハイブリッド式
温風を水にあてて加湿する。スチーム式と気化式を合わせたタイプ
◎気化式より加湿能力が高く、蒸気は熱くない
×フィルター交換が必要
超音波加湿器は手入れが大変 ズボラさんは使わないで!
わが家が今まで使っていたのは、超音波式の加湿器でした。
超音波式の良いところは何といっても、おしゃれなものが多いというところ。
また、アロマ対応の物が多いので、インテリアのアクセントとして選ぶなら、超音波式がおすすめです。
もともとわが家が使っていたのはこちら。

超音波式加湿器は、アロマ対応の物が多くデザイン性もよいのですが、最大のデメリットとしては掃除がとにかく面倒な事です。
水を入れるタンクの穴自体が、ペットボトルの口よりもやや大きい程度の物が多く、洗いにくいです。
超音波式加湿器を使うのは、毎日タンクを洗える方でなければいけません。

掃除を怠るとあっという間にピンク色のぬめりが出てきてしまうので、部屋を加湿しながら雑菌をばら撒いている状態になってしまうのです。
象印加湿器 EE-DB50-WA(現EE-DC50) おすすめの理由
ハイブリット式も超音波式と比べると手入れは楽なものの、フィルターを定期的に交換する必要があるとのことだったので、のちのち面倒に感じるかなと思い、候補から除外しました。
スチーム式のもので加湿器を探していると、ダントツで人気だったのが、象印の加湿器でした。
昨年、ママ友からも象印の加湿器が超おすすめ!と言われていたことを思い出したので、わが家も象印にすることに。
象印の加湿器にもいくつか種類がありますが、部屋の広さから選んだのはEE-DB50(現 EE=DC50 スペックは同じ)
下記2つの違いは、色の違いのみです。


実際に使用してみた感想は以下ご紹介します。
象印加湿器 置き場所はどうする? 蒸気の熱さについて
スチーム式加湿器で心配なのは、蒸気がどの程度熱くなるのかどうかだと思います。
小さい子供がいる家庭はやけどの心配がありますよね。
こちらは、沸騰したお湯を65℃まで下げてから噴出されるので、蒸気に触って火傷するほどではありません。
(蒸気口に手を置いたままにできるほど低い温度ではない)
高温蒸気の対策をしていない炊飯器の蒸気は99℃にもなるので、安全性が高いのが分かります。

加湿器が倒れた際も、ふたが開いてドバーっと熱湯がこぼれてしまう事もないので子供がいるわが家でも安心して使用できました。

蓋を開ける時は、ロック解除のスイッチを上げながらでないと開けられないので、子供が不用意に開けてしまう事を防いでくれます。
両手を使わないと開けられないので、子供への安全面もバッチリです。
安全設計がされているとはいえ、中には熱湯が入っています。
小さな子供がいる家庭は、安定した台やスツールの上に置くのがいいでしょう。
象印加湿器 音はうるさい?
口コミをみると、稼働音が気になるというコメントも見かけましたが、私はほとんど気になりません。

テレビを観ていても、音量を上げないといけないほどでもなく、寝ている時にもうるさくて眠れないという事もないです。
電気ケトルよりも稼働音は小さいように思います。
加湿音が気になる時は静音モードを使うといいですよ。(蒸気が出るまでの時間は通常モードよりかかる)
象印加湿器 EE-RR35 EE-RR50 EE-DA50 違い
木造和室 | 集合住宅・洋室 | 容量 | |
EE-RR-35 | 6畳 | 10畳 | 2.2L |
EE-RR-50 | 8畳 | 13畳 | 3.0L |
EE-DA-50 | 8畳 | 13畳 | 4.0L |
EE-RR-35とEE-DA-50でどちらにしようか悩んでいる方はわが家の使用状況を参考にしてください。
公式ページではEE-DA-50の使用部屋の目安が13畳となっていますが、17畳のリビングで使用しても十分加湿することが出来ました。
(湿度が上がるまでの時間は通常より長くかかるかもしれません)
逆に、10畳目安のEE-RR-35を7畳の寝室で連続運転すると、湿度がどんどん上がり窓に結露が出来てしまう程でした。
(弱モードや、タイマーを使用しましょう)
象印加湿器 クエン酸を使って簡単お手入れ
象印の加湿器の最大のメリットである、簡単なお手入れ方法を紹介します。
10日ほど連続で加湿器を使用していたら、容器の底に汚れが溜まっていました。

クエン酸を大さじ1ほどいれて、お掃除モードで稼働。
水を捨てた後に、すすぐだけであっという間に綺麗になりました。

超音波式の加湿器だと、歯ブラシなどを使って毎日掃除しないといけませんが、象印の加湿器なら、汚れが気になった時に、クエン酸を入れてすすぐだけ!!
超めんどくさがりな私でもこれならできそうです。
上の部分にもホコリが溜まりますが、ここもサーッとすすぐだけでOKです。
象印加湿器 電気プラグがぬけやすいことのメリット2つ

ほとんどの加湿器は、コードが本体にくっついるので、掃除をする時に邪魔になったり、少し足を引っかけてしまうと倒れてしまうことも。
象印は、プラグが本体から外せることで、そういった問題も気になりません。
ちょっとしたことだけど、便利なポイントでした。
また、「昼間はリビング」「夜は寝室」と加湿器を移動させる場合もサッと抜けてサッと付けられるのが便利です。
1つの加湿器を移動させて使用する場合は、プラグをもう一つ購入しておくと便利ですよ。
象印 電源コード 電源ケーブル 701~1200W用 炊飯器・電気ポット・加湿器対応 CD-KD12-J
象印加湿器 電気代は高い?
お湯を沸かすタイプの加湿器は他のタイプに比べて電気代が高くなるというデメリットがあります。
実感としては1,000円程電気代があがったかな?という感じです。
他のタイプの加湿器は月に500円~600円ほどのようなので、やはり電気代はいくらか高くつきます。
ただ、日々のメンテナンスの手間や、加湿の性能を考えると、電気代が高くても象印の加湿器をおすすめしたいです!

加湿器を使うならカビ防止に湿度計も併せて使おう
加湿器を使用するなら、温度計と湿度計を用意するといいですよ。
加湿のしすぎもカビや結露の原因となるので、たまにチェックしてお部屋の環境を快適に保ちましょう。
湿度は50〜60パーセントにするとカビも生えにくく、風邪の予防になります。
わが家が使っている温度計&湿度計はこれ。
シンプルで見やすいです。

象印加湿器 売っていない 代わりの加湿器はどれがおすすめ?
象印の加湿器は非常に人気の為、「売っていない」「価格が上がっている」といった状況のようです。
そこで、『象印と同じようにスチーム式でお手入れが楽』といった観点でみるとこちらの加湿器もおすすめです。

象印加湿器 おすすめポイント まとめ
ポイント
・ズボラも余裕!手入れが圧倒的に楽!
・蒸気の温度を下げてから噴射される
・蓋は子供が開けにくい仕様
・プラグが簡単に外れるから倒す心配なし、移動が楽
・一度沸騰させるから蒸気が衛生的
象印の加湿器は、とにかく手入れが楽なのでズボラさんにもってこいの加湿器です。
一度使うと超音波式には絶対に戻れなくなりますよ。