ADHD

ADHDの子供が勉強しない!その原因と解決策~環境を整えよう~

ADHDのお子さんをお持ちの方は、子供の勉強について、このような悩みがありませんか?

・子供の集中力が続かない
・分からないとパニックを起こす
・宿題が終わらない

 

私の娘も、小2の冬にADHD(不注意優勢型)と診断されました。

ほんの15分も集中力が続かないため、宿題が終わらない日も多く、分からなかったり間違えたりするとパニックを起こす毎日。

担当医のアドバイスで、アトモキセチンという薬の服用を始めると同時に、部屋の環境を娘に合わせて変更しました。

 

 

 

少しずつではありますが、娘の学習姿勢に変化が見られ、今では1人でも勉強することが出来るようになりました。

この記事では、体験談をもとに、ADHDの子供が勉強しない原因と、その解決策を紹介します。

部屋を少し変えてあげることで、お子さんが勉強しやすい環境を作ってあげられますよ。

 

ADHDの子供が勉強しない原因を特性から考える

ADHDの特性として、
・注意が散漫してしまう
・じっとしていられない
という特徴がありますよね。

授業を最後まで集中して聞く事が難しいため、理解度が下がってしまいます。

特に、好きではない教科の授業は尚更聞いていられません。

目に入る物、耳に入ってくる音、様々な刺激に意識が向いてしまうのが、この子達の特性です。

学校と家庭、それぞれの環境を、集中しやすいように整えてあげましょう。

 

ADHDの子供が集中して勉強できるようになるコツと環境

ADHDの子供を持つ私たち保護者は、医者でも専門家でもありませんが、子供たちが集中できる環境を作ってあげる事はできます。

学習環境について、学校と、家庭を分けて考えてみましょう。

ADHDの子供が集中して勉強できる環境づくり 学校編

・席は先生の目の前か、廊下側の1番前

・筆記用具は、無地でシンプルなものにする

・体を動かして良い時間を作ってもらう

・ノートは全部書きとれなくてもOK

 

他の子供の動きや掲示物が気になってしまうので、極力視界に入らないようにします。

先生の目の前か、廊下側の1番前の席にしてもらいましょう。

窓際は、体育の授業や、車、鳥、雲、など、様々な刺激が入ってきてしまいます。

先生の目の前なら、気持ちがそれてしまった時も、そっと声をかけてもらいやすいですね。

キャラクターや装飾の多い筆記用具も、注意がそちらに向いてしまうので、シンプルな物を使います。

 

体を動かしたくてうずうずしているADHDの子供たち。
先生にもよるかもしれませんが、途中でのび~っとする時間を作ってもらえるよう、相談するのもいいかもしれません。

『ノートをとる』『先生の話を聞く』2つのことをやるのはとても大きな努力が必要なのだそうです。

黒板を見る⇒ノートに書く、という事も疲れてしまうようなので、『後で友達に見せてもらったり、先生に教えてもらえば大丈夫だよ』と伝えて安心させてあげましょう。

 

ADHDの子供が集中して勉強できる環境づくり 家庭編

・おもちゃやテレビは、布で覆う

・耳栓やヘッドホンをする

・机の上に余計な物を置かない

・机は壁につける&パーテーションで視界を覆う

・筆記用具は最低限しか出さない

・歩きながら出来る勉強も取り入れる

・1回の勉強時間は10分程度にする

家庭では、とにかく誘惑が多いですよね。
子供が気になってしまいそうなものは、棚の中にしまったり、布をかけて見えなくする工夫が大切です。

やる気が出るようにと、机の上をかわいく飾るのも逆効果。
壁紙の小さなシミでさえ、ADHDの子供たちには気をそらしてしまう原因になります。

パーテーションを使って、自分だけの空間を作ってあげるのもいいですよ。

筆記用具を入れるポケットが付いているものもありますが、付いていないものがおすすめです。
【simple is the best!!】 これはこの子達のためにある言葉かもしれませんね。


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娘は、音が聞こえると集中できなくなってしまうので、勉強中はヘッドフォンをして周りの音が入らないようにしています。
音楽は流しておらず、ただはめているだけですが、集中力が高まるそうです。

聴覚過敏の子供には、イヤーマフという物もあります。
周りの騒音に強い抵抗がある子には、普通のヘッドフォンではなくて、こういった専用の物を使うと不快感が軽減されるでしょう。


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家では、体を動かしながら勉強するのも1つの方法。
音読や、九九、暗記ものは、立ちながら、歩きながらやるのも許してあげてもいいのかな、と思います。

勉強時間は、1回辺りを10分程に区切ってあげる事を小児神経科の担当医に勧められました。
『10分間できた!』という達成感をたくさん積んであげる事が大切だそうです。

20問を一度にやるよりも、5問を4回に分けてやる、と言った方法もいいですね。

 

ADHDの子供が勉強しない!解決策まとめ

・座席は先生の目の前か、廊下側の前

・勉強道具以外の物が視界に入らないようにパーテンションを使う

・テレビやおもちゃは隠す

・筆記用具はシンプルにする

・動いても良い時間を設ける

・1回の勉強時間は10分が目安

 

ADHDの子供たちは、怠けているわけでも、サボっているわけでもありません。

刺激に敏感に反応してしまったり、長い時間集中するのが難しいのは、脳の特性によるものです。

学習環境を整えてあげる事で、子供たちが勉強に取り組みやすくしてあげられるといいですね。

『できた!』と自信をつけてあげて、少しずつステップアップしていきましょう!

 

『発達障害の子供にピッタリのタブレット教材』についての記事もぜひ参考にしてください

【すらら】発達障害児向けタブレット学習 ADHDの娘が無料体験をやってみた

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